会社設立、主に株式会社を作る際には必要な情報を決めて定款を作成し、法務局へ登記を行うことよって手続きが完了となります。
非常に簡単に申し上げましたが、手続き自体はシンプルなものでも会社に関わる重要事項を決めたり（商号や資本金、役員や取締役、事業目的、本店所在地や事業年度、発起人、出資金等）、定款を作成し公証人に認証してもらわなければいけなかったりと何かと手間がかかります。

出来るだけ簡単に最速で会社設立したいとお考えなら、一連の手続きを専門家へ依頼してしまう手もあります。
会社設立サービスを行っている専門家は意外とたくさにます。
代表的なのが司法書士、行政書士、税理士、この三つが代表的なものになります。
ただしこの三つの士業のうち登記業務を代行代理で行えるのは司法書士だけになります。
司法書士以外に依頼となると他の書類は整えてくれますが法務局への申請部分に関してはサービスに含まれていなかったりします。
オプションとして料金が別途発生する事もあり得ますので、どの専門家に依頼するかはきちんと考えてからにしましょう。
手間を省きたくてわざわざ高い費用を払っているのに、結果あまり手間の短縮にならなかったのでは意味がありません。
もっとも時間に余裕のある方であればご自身で登記まで行ってみるのもいい勉強になるかもしれません。
しかし素人が会社設立に関する書物やインターネットの情報を駆使しながらの申請は意外と大変です。
想像以上に時間がかかると覚悟しておいた方がいいでしょう。
登記完了までの期間が長引けば仕入れ先や取引、開業にも影響します。
最短で失敗なく会社設立したい時は、多少の費用がかかっても専門家へお任せした方がいいのかもしれません。