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カフェ開業の心得、現状

カフェなどの飲食店を経営することは、今のこの飽食の時代、簡単ではありません。
しかも開業はゴールではありません。
スタートなのです。
お店を出す事、それよりも、お店を長く存続させることの方が断然難しいのです。
実際飲食店という業種に絞って統計を見ると、開業から三年以内の廃業が半数以上にも上ります。
その大半が脱サラなどの経営初心者によるものだそうです。
それだけシビアな業界だということをまずは知っておきましょう。
ただ料理の腕がいいから、コーヒーが美味しいから、それだけでカフェは繁盛しないのです。

近年、カフェブームに伴い実に様々なお店が個人大手チェーン店を問わずに出店しています。
雑誌やテレビでカフェ特集を組まれることも大変多くなりました。

自分のお店を出したい、カフェなら調理師免許もいらないし何とかなるんじゃないかな、そんな安易な気持ちではまず経営は失敗します。
繰り返しになりますが、今飲食店は喫茶店などを問わずに苦戦を強いられる時代だということをよく知ることです。
開業にあたりリスクもたくさんあるのです。

その上で、それでも自分のお店を持ちたいという気持ちに揺らぎがないなら、まずは自己資金を出来るだけ多く用意しましょう。
これは今からでも誰でも出来る開業に向けた準備になります。
よく開業の際に自己資金ゼロで融資などで何とかしようなどという甘い考えの方がいますが、これは100パーセント失敗します。
特にカフェなどの飲食店はお店が軌道にのる、つまり設備などの初期費用の返済が終わりきちんとした利益を出すためには五年はかかるといわれています。
五年、長いですね。
その間に廃業してしまうケースがあまりにも多いのが飲食店、カフェ業界の現状のようです。

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