税理士情報ドットコム

税理士情報ドットコム

税理士に関する情報が満載!

ネット利用のマナー、誹謗中傷された際の対策方法

ネットは簡単に世界中の人と一瞬にしてコンタクトが取れる大変便利なものです。
今はスマートフォンの普及も影響してそれこそ子供から大人まで、またビジネスの場でもプライベートな場でも、インターネットというツールは重宝されています。
しかしその利便性の裏には、考えられないような犯罪やトラブルの種が潜んでいるのだという事を理解しましょう。

多くの方が誤解しているようですが、インターネットは顔が見えない世界ではありますが、仮想の世界などではなく、ましてや匿名性の高い世界でも何でもありません。
例えネット上でも犯罪を侵せば、きちんと現実世界で取り締まりを受けます。
ネット上の犯罪、その代表的なものに誹謗中傷などの書き込み被害があります。
みなさんも、自分が当事者となったことはなくても、信じられないような汚く攻撃的な言葉が書き込まれた掲示板やブログ、SNSを見たことはあるのではないでしょうか。
特定の誰かを、それが個人でも法人でも、誹謗中傷する行為、これは立派な犯罪に該当します。
発信者が特定され、刑事告訴や損害賠償請求をされたケースもごく稀ですが現実に存在します。
もし自分が誹謗中傷などの書き込み被害に遭ってしまった際に出来る対策は、まずはその書き込みの削除依頼を迅速に出す事です。それが一番真っ先に行う対策になります。
しかし最近ではサイトの管理者に連絡を取っても返事がなかったりすることも多く、そうなった場合はプロバイダーへ連絡しましょう。
プロバイダ責任法という法律に基づき、書き込みの発信者を特定する情報開示を行う事も不可能ではありません。
更に、該当の書き込みのURLや画面のプリント、証拠も保全しておきましょう。
それらの誹謗中傷が名誉毀損あるいは営業妨害に該当するようならば管轄の警察署へ相談に行く事も視野に入れる等の対策を講じましょう。
決して放置してはいけません。
放置すれば、その情報は真実としては半永久的にネットの世界に居座り続けます。
それが真実ではなくても、真実のように残ってしまうのです。

Return Top